ライトショアジギングでは、基本的にメタルジグを使った釣りがほとんどです。
それだけに、高価な一流メーカーのメタルジグを一通り揃えて・・・・・て、そんな事は必要ありません!
結論から言ってしまうと、ダイソーで売っているメタルジグでじゅーーぶん釣れます。
我らが味方、その名もダイソージグ!
ライトショアジギンガーの間では、有名な話なのですが、このダイソージグっていうのは良く釣れる事で有名です。
極端な話、鉛の錘に針を付けただけでも魚は釣れてしまうので(興味があったら、オモックで検索してみてね)百均の釣り具とはいえ、釣れないはずがありません。
ダイソーで現在手に入るメタルジグは、2種類あります。パッケージにメタルジグと書いてある細身のジグと、木の葉型のジグロックという名前のメタルジグです。
重さは各種、18g・28g・40gの3種類あります。ライトショアジギングでは、18g・28gがあればOKでしょう。
次に種類ですが、これは2種類揃えましょう。各種共に、アクションの違いがありますので、少し解説してみます。
ジグ(ダイソージグ3代目)
まず、全くアクションさせずにタダ巻きしたときですが、お尻をフリフリしながら泳いでくれます。
この動きをウォブリングと呼びます。この動き自体、誘いになるので、アクションを加えないタダ巻きでも、魚にアピールしてくれます。
次にアクションを加えた場合。ロッドをシャクった時(ジャークと呼ぶ)、反応が良くキレのある動きをしてくれます。
メタルジグとしての動きは十分果たしてくれており、アクションは素直に伝わるので、使いやすく出来ていると思います。
最後にフォールです。ジグが下に落ちる時(ラインを張らないフリーフォール時)のアクションですが、あまりヒラヒラせずに、ゆらゆらと縦に真下に落ちていく感じです。
時々気まぐれに横向きにヒラヒラアクションする時もあります。
フォール時は強烈なアピールにはなりませんが、イレギュラーに、ヒラヒラする事があるのは悪くないと思います。
オートマチックにイレギュラーを演出出来るのは、考え様によっては良いメタルジグです。
まぁ、フォールに過度な期待はしないで、タダ巻き、アクション中心の使用が良いでしょう。
②ジグロック(ダイソージグ2代目)
まずはタダ巻き時のアクションですが、軸を中心に左右に振れる(倒れる)、ローリングアクションです。言葉じゃ伝わりにくいので、図をご覧ください。
ローリングはウォブリング程強いアクションではありません。しかし、魚がスレにくいという特徴があります。
スレと言うのは、魚がその動きに慣れてしまって、反応が悪くなる事です。
このメタルジグは、ローリングによる平打ちでジグ側面のキラキラ(ジグの太陽光の反射)が魚にアピールします。
アクションはややもっさりで、少し引き重りする感じです。強みは、アクションの後に下に落ちる時に、ヒラヒラと落ちるのが、強力なアピールになるでしょう。
フォールについては、落ちはじめはある程度ヒラヒラ落ちて行って、しばらくすると、真下に落ちて行ってしまいます。
こちらも、100均ジグの弱点なのか、底まで安定してヒラヒラアクションが続くわけではありません。
しかし、フォールが武器になるジグなのは、確かです。
タダ巻きに止める動作を入れたり(ストップアンドゴー)、ジャーク後のフォール時間を長めにとるアクションが良いでしょう。
この2つのジグをとっても、アクションは別物なので、使い分けると良いと思います。その日の当たりパターンはあるので、バリエーションがあるのは良い事です。
重さは、18gと28gの2種類あると良いです。重さによって底に着くまで時間が違うのですが、これも早い方がいい時と、遅い方がいい時があります。
それプラスシルエットがあります。18gのジグが1番小さくなるんですが、その日のベイト(青物が捕食する小魚)のサイズに、ルアーの大きさを合わせるのが基本です。
そこにもバリエーションがあった方が良いので18gと28gを使い分けます。特に、ダイソージグの3代目の18gはシルエットがすごく小さいので、すごく効果的な事があります。
色は最初の1個目は青かシルバーにしておけば無難です。あまりカラーラインナップはないのですが、2個目は好きな色でOKです。
ジグ2種類に、重さ2種類、計4個でお値段税込440円!すごくないですか!440円じゃ、まだメーカーの市販品のメタルジグは買えません。すごいコスパですね。色違いをもう一種類ずつ買っても、1000円いかないですからね。
注意点として、お店の場所によって、取り扱いがあったりなかったりします。私はもっぱらダイソーのメタルジグのファンなので、置いてあるダイソーはチェック済みです。みなさんも、自分のダイソー釣具店⁉︎を見つけましょう。
メタルジグの取り付け方
実際にメタルジグを取付ける際には、ルアー釣り用のプライヤーが必要になってきます。
プライヤーの用途は、スプリットリングを開いてメタルジグをセットする、魚に掛かった釣り針を取り外す、と2つの役割が、あります。
これは、無いと困る事になるので、一つ買いましょう。スミスのこのプライヤーは、管理人のボラ将軍もずっと使っていておすすめです。
サイズが大きすぎず、小さすぎずにちょうどいい良く、本当に使いやすいです。
ちなみに、最近はダイソーにもプライヤーが出てるらしいので、コストを抑えたい方はそちらもいいかもしれません。ただ、良い物かどうかはまだ使ったことがないので、わかりません。
メタルジグとセットで必要になってくるのが釣り針です。
この針はジギング専用の針になっていて、アシストフックと呼びます。ライトショアジギングには、フックサイズは#1が良いでしょう。
2本針仕様になっています。これも、管理人の長年の愛用フックで、おすすめです。
さらにメタルジグとラインの間にはスイベルを付けるのをおすすめします。
付ける目的は、糸よれ防止のためです。サイズはライトショアジギングでは、一番小さい#3で十分です。
ジグの取り付け方の手順
1.まず、メタルジグに付いているフックと、スプリットリングをプライヤーで外してしまいます。
ダイソーのメタルジグから外したフックとスプリットリングは、あまり品質の良い物ではないので捨ててもいいです。
2.次にスイベルのスプリットリングのついていない側ラインをジャンクスィックスペシャルノットで結びます。
3.スプリットリングにアシストフックを付けます。アシストフックの上のほうに付いているリングを、スプリットリングをプライヤーで広げて入れていきます。
4.最後にスプリットリングにメタルジグを付けます。同じくプライヤーを使ってスプリットリングを広げて、ジグを付けます。
5.完成です。この状態で投げれば魚が釣れます!
ちなみに、アシストフックは、青物の捕食の習性を利用したフックで、青物は小魚を捕食するとき、頭付近を狙ってくるので、ジグの前方にアシストフックが付いてる訳です。
そのため、テール側のフックは付いてなくてもちゃんと釣れます。基本的にテール側のフックは、ラインに絡んだり、根がかりの元になるので、外して使うのがほとんどです。
他の魚を狙う場合や、ただ巻き中心で攻めたい時はテールフックを使う場合もあります。
あと、アシストフックの長さですが、ジグの1/3から1/2が理想とされています。
今回は下の画像は左が28gで右は18gですが、ダイソージグとアシストフックの長さの相性もバッチリですね。
ダイソージグ以外のジグも紹介
最後に、近くにダイソーがない方や安物ジグが嫌な方のために、コスパの良いジグから、高級ジグまでを紹介しますね。
コスパジグ①ドラッグジグ
まず安くて釣れるジグの代表格がこのドラッグジグでしょう。管理人も、ダイソージグを知る前は、とてもお世話になっていました。
コスパジグ②オルルド釣具のジグ
オルルド釣具のメタルジグも、コスパ良しで人気です。ただし、まとめ売りしかしていないので、まとめ買いしたい人向けです。他にもいろんな形のラインナップがあります。
高級ジグ①ジグパラ
ここからは高級ジグです。ジグパラは、メジャークラフトから出ているジグです。高級ジグの中では安価な部類。とにかく引き抵抗が少なく、長時間の使用でも疲れません。
高級ジグ②ギャロップ
このジグはあまり激しく動かさなくても良く釣れます。ただ巻きだけでも良いぐらいです。私がショアジギングを始めたとき、はじめて買ったジグです。今でも、お守り代わりに必ず1個は釣り場に持っていきます。
このフックと組み合わせる事で、ただ巻き最強ジグが完成します↓
高級ジグ③撃投ジグ
撃投ジグも評価の高い良く釣れるジグです。見た瞬間に、これは釣れそうと思い、衝動買いしていまった事が出会いです。私が釣られました。
ジグの紹介はこれぐらいで。世の中にはほかにもいろんなジグが売っています。
お店やネットで眺めてみて、これは釣れそうだなと想像したり、パッケージを見てメーカーの謳い文句に釣られて買ってみるのも楽しいですよ。
私の中での高級ジグの使い方は、朝一番の集中したいときや、周りが釣れているのに自分だけ釣れないときに切り札として登場します。
高いので、たくさんは買えませんから、一つか二つぐらいルアーケース忍ばせておくぐらいがおすすめです。
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