お手軽にメタルジグのリメイク

釣りDIY

お気に入りにの使い込まれたメタルジグ。

歴戦の勇者です。

ぼろぼろのメタルジグでも釣果に大きな影響はないと思います。

でもせっかくなので、きれいにリメイクしてさらに長く使ってあげましょう。

手持ちに欲しい色が無いときも役立つ方法です。

主に100均で手に入るものだけでも楽しくリメイク・カスタムが楽しめます。

リメイクしたジグで釣りをすれば、お気に入りジグへの愛着も深まりますます釣りが楽しくなりますよ!

レベル1、とにかく簡単に

まずはもっとも簡単にできる方法でリメイクにチャレンジです。

使うものは、こちら↓

キッチン用アルミテープ、好みの色の油性マジック、エポキシ接着剤と全てがダイソーなどの100均で手に入ります。

あと、はさみも必要ですね。

手順1、アルミテープ型取り

最初にアルミテープを貼りたい大きさ・形に合わせて切っておきます。

裏が剥離紙なので、描いてから切れるので型どりも簡単です。
今回は目玉はそのまま使いたいので、その付近はアルミテープは貼らないことにします。

キッチン用のアルミテープは粘着面に剝離紙が付いているので下書きが出来るし前もって切っておけて、なおかつ接着力も強いのでルアー補修にぴったりです。

手順2、洗浄

アルミテープを貼る前に汚れを落としておきます。

貼り付けるアルミテープをはがれにくくするためです。

台所洗剤で洗うのがベストですが、面倒な方はアルコール入りのウェットティッシュできれいに拭くだけでもまあ良いでしょう。

この時に手で簡単に剥がれるような塗装は、はがしてしまいましょう。

皮脂も付かないように次の工程のまえに、手をせっけんで洗っておきましょう。

手順3、アルミテープ貼り付け

レベル1はお手軽になので、残っている塗装は剥がさず上から貼り付けます。

まずは端を少しめくります。
少しめくった端を貼って位置決めをします。
剝離紙を少しずつはがしつつ、アルミテープを引っ張りながらメタルジグに貼り付けていきます。大きいシワができたときはしわができたところまで剥がしてはりなおせばOK!
多少はシワになりますがこれぐらいなら次の工程でごまかせます。
はさみの持ち手の丸くなってる部分でこすってあげれば・・・
あら不思議!目立たなくなります。力を入れすぎるとアルミが破れるので気を付けましょう。

シワは釣果には影響しないので、気にせず貼りましょう。そのうち上手く貼れるようになりますよ。

手順4、色塗り

好きな色でジグを塗ってあげましょう。

お腹の部分だけ塗らずに、上3分の2ぐらいをピンクにします。

手順5、エポキシコーティング

コーティングは片面ずつ行っていきます。

ミリグラムまで測るデジタルスケールを使うと、エポキシの硬貨不良を防げます。

1液と2液を同量出してとにかくよく混ぜます。10分で固まるのであんまりのんびりしすぎると固まってしまいます。
表面にぬります。混ぜてすぐだとエポキシが半液状なのできれいに広がってくれます。
細かくて塗りにくい場所はつまようじなんかを使ってぬります。
塗り終わったら光を当てて表面チェック。光をあてると塗れてない場所がわかりやすいです。

10分で固まるので、反対面もこの要領で両面コーティングしていきます。

エポキシ接着剤は、油性マジックを溶かさないので簡単にコーティングができます。

乾燥したかのチェックは塗り残しのエポキシが固まったかで確認できます。

使ったヘラは塗り終わってすぐにウェットティッシュで拭きとれば何回でも使えます。

完成

エポキシのおかげで表面に艶が出ていい感じです。念のため2時間放置できれいに固まりました。

レベル1では細かいことは気にせず、手軽にできるやり方にしています。

リメイクというよりは補修に近いので、釣りの前日でも出来てしまいます。

100均や中古釣り具店で手に入れたジグのカラーバリエーションを増やす場合にも使える技です。なんせマジックがあれば好きな色にチェンジできますから。

注意点は、

・アルミ貼りの前に汚れは落とす
・エポキシの混合比を守る→固まらなくなります

どのメーカーのエポキシを使うかでもだいぶ差はありますが、ダイソーのエポキシの場合は見た目の量で大体同じ量なら固まってくれるので結構使いやすいほうだと思います。

硬化時間は10分ですが、表面のべたつきがなくなるまでは1時間以上は乾燥したほうが良いと思います。

レベル2、さらにオリジナリティを加える

レベル1はとにかく簡単にできる方法をやりましたが、レベル2はもう少しグレードアップリメイクをしてみましょう。

キッチン用アルミテープ、好みの色の油性マジック、エポキシ接着剤はレベル1とおなじでさらにレジン用のラメパウダー、蓄光シールを使います。

なんとラメパウダーと蓄光シールもダイソーにあるので活用しましょう。

少し使う材料などは増えますがオリジナリティを加えることにより、よりDIY感が出て作るのも使うのもとっても楽しくなりますよ。

※手順1~3はレベル1とまったく同じなので、もうわかった!って人は読み飛ばしてください。

手順1、アルミテープ型取り

レベル1と同じく、最初にアルミテープを貼りたい大きさ・形に合わせて切っておきます。

手順2、洗浄

こちらもレベル1同様、アルミテープを貼る前に汚れを落としておきます。

貼り付けるアルミテープをはがれにくくするためです。

台所洗剤で洗うのがベストですが、面倒な方はアルコール入りのウェットティッシュできれいに拭くだけでもまあ良いでしょう。

この時に手で簡単に剥がれるような塗装は、はがしてしまいましょう。

皮脂も付かないように次の工程のまえに、手をせっけんで洗っておきましょう。

手順3、アルミテープ貼り付け

レベル2でも、残っている塗装は剥がさず上から貼り付けます。

まずは端を少しめくります。
少しめくった端を貼って位置決めをします。
剝離紙を少しずつはがしつつ、アルミテープを引っ張りながらメタルジグに貼り付けていきます。大きいシワができたときはしわができたところまで剥がしてはりなおせばOK!
多少はシワになりますがこれぐらいなら次の工程でごまかせます。
はさみの持ち手の丸くなってる部分でこすってあげれば・・・
あら不思議!目立たなくなります。力を入れすぎるとアルミが破れるので気を付けましょう。

シワは釣果には影響しないので、気にせず貼りましょう。ルアーリメイクは数をこなせば上手になります。

手順4、色塗り・デコレーション

夜明け前からでも使える、赤金のゼブラのジグにしたいと思います。

下地を赤で塗ります。
蓄光テープの出番です。好みの幅に切っておきます。
貼り付ければかんたんにゼブラ柄の出来上がり!

手順5、エポキシコーティング

エポキシにラメも混ぜてコーティングします。

完成

これは微妙。

まあ少し失敗ですね。せっかくの蓄光部分と目の部分がラメで汚くなってしまいました。

手順を、目のシールをはがしてラメコーティング→平坦にサンディング(ヤスリ掛け)→蓄光テープ、目のシール貼り→クリアのエポキシコーティング、にすればもっときれいにできたと思われます。

次はこうしようかな?とか考えながらやるのがDIYの楽しいところです。失敗は次に活かしていきましょう。

さらに上のレベル、クオリティーを上げたい人のために・・・

まずは色塗りのクオリティを高めたい場合は、エアブラシを使うのが一番きれいに仕上がります。

エアブラシを使うときれいなグラデーションが出せるので、色の境目がとてもきれいになります。

またエアブラシを使うためにはコンプレッサーも必要になってくるので(空気を吹き出す力で塗料を吹き出します)けっこう本格的になってきます。

ルアー塗装を本気で行いたいのであれば、エア圧の強いコンプレッサーをおすすめします。

手軽にやりたい場合は、コンプレッサー不要の充電式のエアブラシなんかで十分だと思います。

ルアーリメイクはルアービルディングの入門としてもいい練習になります。

凝りたくなった人は道具をそろえても良し、手軽に楽しむもよし、楽しいフィッシングライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました