ショアでもオフショアでもいろんな魚が釣れて、とても大活躍のタイラバ。
そんなタイラバをしていて、ネクタイの色やスカートをすぐに変えたい!そんなケースって結構ありますよね。
・釣れないので変えたい
・釣れている人にカラーを合わせたい
・探るためにローテーションしたい
そもそもタイラバのフック部分はラインと直結しているので、交換のためにはラインを切って結び直す必要があります。
しかし、そんな問題を解決してしまう自作方法があります。
ラインの長さを変えればメタルジグに取り付けたりもできるので、攻めの幅が広がります。
それではさっそく作っていきましょう。
使う物はとてもシンプルなので、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。
材料はフック・糸・シリコンチューブ
フック
フックはタイラバ用のフックを使っても良いし、メタルジグに取り付けるのなら青物向けに少し強めのフックを使うと良いです。
自分の釣りに合わせたフックをチョイスしてください。
ライン
ラインはシーブレイドの8号が最も使いやすくオススメ!
タイラバフック自作の定番ラインです。
太すぎず細すぎずフックにも結びやすく、タイラバフック基準だと8号がベストマッチです。
シリコンチューブ
最後にネクタイやスカート類のストッパーとして使うのが、シリコンチューブ。
これはダイソーの観賞魚飼育用品コーナーに置いてあって100円で手に入ります。
熱帯魚ショップにも売っていてそんなに高い物でもないので、100均にこだわらなくても安く手に入ります。
その他の道具
ストッパーをラインに通すときに、柄付ニードルが必要になります。
上記のメーカー(YGK)のニードルだと、サイズは小小(緑色)がベストです。
メタルジグのアシストフックを作る時にも使えるので、自作派の人には必需品です。
あとはラインカッターと、軸の細い針、フックとラインを増し締めするときにひっかける物(S字フック・L字の穴あきステーなど)があると良いです。
作成手順
フックとラインを結ぶ
まずはラインの片側とフックを外掛け結びで結びます。↓
ラインの針の軸への巻きつけは3回から4回で十分強度が得られです。
次に反対側のフックを結びますが、この時フックとフックの間が23センチぐらいなるように結んでください。
最後にフックとラインを強く絞めこむと約1.5~2センチ伸びるので、最終的に25センチなるようにします。↓
両方結べたら写真のようにフックをステーやS字フックなど何でも良いので硬いものにひっかけて絞めこんでやると釣り本番でも安心です。↓
また絞めこむ際に、フックのチモト部分とラインの出る位置が写真のようになっているか確認してください。↓
絞めこんだら余分な糸を切ってしまいます。
最後に2本の針が段差になるように重ねて、短いほうの針が2センチ・長いほうの針が3~4センチになるように丸結びしてフック部分の完成です。↓
パーツのストッパーの作成
まずはシリコンチューブを短くカットして真ん中を切って開きます。↓
約5~6ミリの大きさでだいたい8角形に切りそろえます。↓
メタルジグ用に作る場合は、大きすぎると水の抵抗になるので出来るだけ小さく作ると良いです。
遊動タイラバ用に作る場合はヘッドの穴でしっかり止まる大きさにして下さい。小さすぎるとひっかかったり穴の中に入ってしまうので愛用のタイラバで確認してみてください。
最後に真ん中に軸の細い針で穴をあけて完成です。↓
タイラバフックのストッパーは色んな自作方法がありますが、コスト・簡単に作れる事を考えてこの形状と作り方に落ち着きました。
本当にきれいに作りたい場合は、ホームセンターにある穴あけポンチで打ち抜けばかなりきれいに作れます。
パーツを合体させる
ここで柄付ニードルの登場です。
下の画像の手順でパーツを合体させます。↓
ストッパーと結び目の間に市販品のスカートとネクタイを通して、ストッパーを下げて止めれば完成!↓
ネクタイやスカートを交換したいときはストッパーを上げれば簡単に交換できます。
さらにストッパーをもう一つ追加すれば、ネクタイとスカートを分離できるので単体での交換がスムーズになります。
メタルジグ用の場合このままでは装着できないので、上にできた輪っかにスプリットリングを付けてメタルジグの後ろに装着すれば完成です!↓
ネクタイやスカートについて
市販品だと釣具屋で売ってるやつは少し割高ですが、色や形のバリエーションは豊富です。
ダイソーやセリアでもスカートやネクタイは手に入り、こちらは高コスパでオススメです。
さらにはネクタイをポテトチップスの袋や風船など、身近で使えそうなもので自作する楽しみ方もあります。
市販品でも自作でも釣れ方に差はないので、時間のある人は一通りオリジナルパーツを作って使うのも楽しいですよ。それで釣った魚は感慨深く、価値ある魚になる事でしょう。
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